spiritualismのブログ

スピリチュアリズム、日本語訳では心霊主義とされています。物質的な面だけではなく真理的な面で「本当の自分・本来の生き方を見つける」ことに視点をあてた独自の問題解決方法をサポート

ミディアムを選ぶ際の基準って何がありますか?

人生を歩んできている中で

ミディアムに一度は観て貰いたいと思った事があるのでないでしょうか?

 

その際に依頼するミディアムの何をもってお願いをするのか

判断基準についてお話ししていきます。

 

自分の人生は自分が決める

 

例えば、自分の結婚すべき相手に付いてミディアムの元に訪れ質問します。

 

で返ってくる答えは恐らくノーでしょう。

 

なぜなら、スピリットはあなたが知りたいことを
あなたの希望する答えを提示してくれることはありません。

 

しかし、中にはスピリットがあなたの人生の先のこと(未来)に付いて
教えてくれることがあります。

 

なぜ伝えてくるのか?

 

それは将来について、
スピリットがどうしても伝えたいと思った時に
メッセージとして先の事を伝えてくれるので
とても重要なことなのです。

 

ですから、人間側があれこれ尋ねたとしても、
安易に将来について語ってくる場合には少し疑うべきことです。

 

この点がミディアムを選ぶ際の判断基準の一つです。

 

霊(スピリット)がいるからミディアムシップができる

 

よく勘違いされるのが、人間側の望みや意図することを叶えてくることは
スピリットの世界の住人達は絶対に叶えることはありません。

 

さらに恐怖や不安となるメッセージを伝えてくることもないし、
相談に対して答えてくれるか否やの判断は霊界側にあるということです。

 

あと、相談者の日常生活やプライバシーに関わる内容を
スピリット側が伝えてくることは滅多にありません。

 

よく相談者が心配する一つに、
全て筒抜け,全て見えてしまうので怖い!という方がいます。

 

確かに数日前にあった出来事だったり、住まいの間取りや
家族構成や問題となることなど、伝わってくる場合があります。

 

しかし、それらはスピリット関与は全くなく
サイキックの分類の能力で伝わってくる情報なのです。

 

それをあたかも「あなたの守護霊さんが〇✘△だといっている」
といってきた場合は疑いましょう。

 

このようなメッセージを伝えるミディアムは注意が必要です。

 

※霊感と霊能力また霊能者と霊媒は別な存在!

この件については別の機会にお伝えしたいと思います。

 

ミディアムは万能ではない

 

数年前のできごとで
英国人ミディアムが来日した際に、聞かせて貰った話です。

 

子供を亡くした母親がシッティングを受けに来ました。

 

そのお母さんのシッティングは、4回目だそうです。

 

1回目から3回目まで、シッティングで現れるのはお母さん方の
祖父母だったそうです。

 

伝えてくれるメッセージは子供は元気にしているとの内容です。
(ブライバシーに関わるので他は割愛しています)

 

しかし、母親としては亡くなった息子さんとの再会を強く望んでいるので
祖父母の再会やメッセージを受け入れることをしません。

 

そんなお母さんが4回目の来日で再度シッティングを受けに来たのですが
前回同様に祖父母からのメッセージ以外無い状態だったそうです。

 

息子の再会に望みをかけてい食い下がらない母親に

ミディアム

「祖父母の話があなたにとってもっと重要なことである」

 

お母さん

「お願いだから息子に合わせて欲しい」

 

ミディアム

 

「僕には息子さんに合わせることはできない、
なぜなら息子さんがお母さんとの再会を望まないから」

 

といって諭して帰ってもらったそうです。

 

それを聞いたお母さんは落胆して帰宅したそうです。

 

これらの話のように
ミディアムは霊(スピリット)がいなければ何もできないただの人である。

 

ということなんです。

 

ミディアムと相談者との相性でコンタクトの成否がきまる場合がある。

 

20年前にイギリスのシッティングを受けた時に
申し込み用紙に書かれていた内容の話しです。

 

「シッティング開始10分経過して、
コンタクトが難しいとミディアムが判断した場合には返金します」

 

と一文が書かれていました。

 

経験豊かなミディアムであっても
コンタクトが困難になる場合もあるから
書かれている内容なのでしょう。

 

実際僕も立ち会った話しです。

 

8名枠のシッティングが行われました。

 

1人目・2人目までは順調で涙を流された人がでてきました。

 

さらに3人目と進み、4人目がシッティングのために部屋に入り
10分も経過しない中で通訳がでてきました。

 

何かあったのかと思い通訳に尋ねたところ


「メッセージがとれないし、伝わってきた話をするも
相談者からでる言葉はノーばかりでミディアムが返って貰うように」

 

と通訳につたえたそうです。

 

伝えられた通訳が折角シッティングに来られたので
もう少しコンタクトをとることにつとめて欲しいと願い
しばらく休憩を挟むことにしたのだそうです。

 

休憩が終り再度シッティングをしたところ、
上手くコンタクトがとれたそうです。

 

まあそれはそれでよかったのでしょう。

 

しかし、他の7名は感動のあまり号泣するものや、
余りの的確なメッセージに驚愕する人の感想が貰えたのに
困難を来したその人が何故上手くいかなかったのか?

 

と疑問を抱いたので、通訳を介してミディアムに聞いてもらいました。

 

返ってきた話として、身構えたり。心を閉ざしたり、
気持ちがオープンでいない人はコンタクトを取ることが
難しいのだと語ってくれました。

 

セッション料金が発生したり、自分の信頼に関わるかといって
コンタクトがとれないのに取り繕うミディアムもいます。

 

無理を押し通すのではなく、できないことはできないと正直に言える。

 

 

ミディアムを選ぶ際の基準としてみてください。